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あなたは皆既月食を見ましたか?

昨晩、2022年11月8日(火)は皆既月食でした。

みなさんは、ご覧になりましたか?

 

私は見ました。

 

しかし直前まではどっちつかずの気持ち。

見ようかなという気持ちもありましたが、見なくても済ませられると言えば済ませられる・・・。

月食は今までに何回か見ていますので、どういう感じになるかは大体わかっています。

 

見ることも選べれば、見ないことも選べる。

思えば日々の生活はこういった選択の連続で成り立っていますよね。

 

いま買ってもいいし、またの機会に先延ばししてもいい。

いまやってしまえばいいけど、明日にしちゃおうか・・・。

いま言おうかやめようか・・・。

 

何もしなければ、労力もかからず、昨日と同じ穏やかな日が続きます。

行動を起こせば、結果がいいかどうかわからないことにエネルギーを投資することになります。

結果がいいかどうかわからないけど、確実に何かを経験します。

 

やりたいこと / やりたくないことはハッキリしていますから迷いはありません。

でも、「どちらでもいいこと」は本当にどっちでもいいので気持ちが宙ぶらりんになります。

 

そんな自分にとって「どちらでもいいこと」にこそ、幸せのタネが隠れているのではないかと私は思います。

 

「どちらでもいいこと」は行動する前はぼんやりとしか考えていないので、色々考えながらやることになります。

自分でいいように考えて行動するのは自由でやりがいを感じます。

そしてその体験がよかったら、更にうれしい気持ちにもなります。

結果がよいものでなかったら、「やりたくないもの」に分類されてグレーゾーンで迷うことがひとつ減ります。

どちらにしても行動するといいことがあります。

 

ちなみに、私の皆既月食観察は、思い立って、長年ほこりをかぶっていた望遠鏡を物置から取り出してみることにしました。

すると妻も合流して、望遠鏡のセッティングをあーでもないこーでもないと二人で笑いながら作業することになり、最終的にはクレーターが見えるほど迫った形で、月の欠けゆく様を眺めることができました。

 

月の輝きと変化に感動したのはもちろんですが、妻と楽しい時間を過ごせたのが何よりもよかったかなと思います。

これは、テレビをみながら「あー今日は月食だったね」といって終わる「平凡な日常の流れ」とはまったく異なる経験です。

 

 

「どっちでもいい」には、「幸せのタネ」が入っている。

 

みなさんもこの次、「どっちでもいい」に出会ったら、「行動」の方を選んでみませんか?

昨日と違う今日が動き出しますよ。