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ポジティブ心理学を毎日の生活に

2022年11月13日(日)。

さいたま市の生涯学習フェスティバルがJR大宮駅西口の「シーノ大宮センタープラザ」で開催され、私も『心理学を学び 心のバランス力UP』というテーマで講座のPR活動を行ってきました。

 

15:00~16:30までの90分でしたが、子供からご高齢の方まで様々な人とふれあうことができて、とても充実した時間を過ごすことができました。

 

私が紹介したのは、通常1時間の講座を10分程度にした短縮バージョン。

ポジティブ心理学を題材に、日々の生活の中で幸福感を高めるためのポイントとセルフチェックを体験してただく内容で構成しています。

 

人はネガティブなことに注意が向くようにできていますので、ポジティブな要素に意識的に目を向けることでポジ/ネガのバランスが整ってきます。ポジティブ:ネガティブ=3:1になると好循環が生まれるとも言われています。

 

ポジティブな気持ちを高めることは日常生活の中に実はたくさんあるのですが、私たちはついスルーしてネガティブな方ばかりに気をとられてしまいますよね。

 

例えば、朝起きて仕事に行くにしても、仕事のことばかり考えながら歩いているなんてことはありませんか?そのとき、私たちの意識は自分の中に向いていて、外の世界を見落としています。

 

そこには、「爽やかな青空を見て、すがすがしい気分になる」という機会もありますし、「道端の落ち葉がきれいに掃かれていて、誰か知らない掃除してくれた人への感謝が芽生える」機会もあることでしょう。子どもたちの通学姿に「元気をもらう」こともあるかもしれません。あるいは、いつもと違ったコースを歩いて「新鮮な気持ちを味わう」ということもできるでしょう。

 

私たちは、行動と意識の持ち方次第で自分の感情をある程度コントロールすることができるんです。

 

今回私は、生涯学習フェスティバルの講座PR活動に参加させていただいたことで、参加者の人からたくさんの元気をもらいました。それは講座を上手く説明できて相手に通じた時の喜びと達成感ということもありますが、何よりも老若男女いろいろな人がそれぞれの背景をもって暮らしているんだなあという「人と社会が肌で感じられたこと」による「いとおしさ」が感じられたことが一番大きいと思います。一度に短時間で、このような様々な属性の知らない方とふれあう機会はないので、暮らしの多様性が感じられて、とてもいい体験となりました。

PR活動への参加で私のポジティブな感情が動き出したということですね。

 

みなさんにとって、ポジティブな感情が湧き上がる時って、どういうときですか?

それを掘り起こして、毎日の暮らしに意識的に取り入れてみるといいかもしれませんよ。