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自分を広げてくれるもの

毎日決まったルートで通勤し、だいたい同じような仕事に取組み、似たような問題に立ち往生し、でもいつものように何となく切り抜けたり、そうこうしているうちに家に帰らなければならず、あれこれやっているともう寝る時間になって・・・。

 

こうして1日をこなし、それが1ヶ月の束になり、気がつくと1年が過ぎていきます。

 

仕事の内容が面白いものであったり、自分を成長させてくれるものだといいのですが、常にその時の自分にとっていい業務に出会えるかというと、そういうわけにもいかないのが難しいところ。

 

もちろん、生活は仕事だけではないので、ライフステージの変化によっても変わってきますが、もしも自分に停滞感を感じるような状況になったら、あなたならどうしますか?

 

 

私の場合、停滞した自分の世界を広げてくれる場所として「本屋さん」を利用します。

 

本屋さんには様々なジャンルの情報がひしめき合い、それぞれが文字やビジュアルの刺激となって目に飛び込んできます。

この「受動的な情報接触」がいいんですね。

 

本屋さんをザーッと流し歩くと、自分のセンサーに引っかかるものがでてきます。

これは自分の興味あるエリアでありながら、能動的な情報探索までには至らなかったものたち。

言わば、自分のキワ。エッジ。

辺境地帯であり、フロンティアにあたるところです。

好奇心の赴くままに新たに耕してみることで、自分が広がっていきます。

 

 

毎日の生活は、とかく問題解決思考になりがち。

視野を狭めて、必要な情報を能動的に探して対処していきます。

これはこれで必要なことですが、何だか問題に追い立てられているような気になります。

正解ばかりを探してしまい、やがて心のゆとりを失ってしまいますよね。

 

そんなときは、自分で勝手に自分を耕してくれる「好奇心」を眠りから起こしてみましょう。

「好奇心」を目覚めさせるには、受動的な情報接触による偶然の出会いが有効。

本屋もいいですが、街歩きもいいですよね。

 

あなたの「好奇心」を動かすパワースポットはどこですか?