心が狭くなった時に思い浮かべる言葉

みなさんは、何かお気に入りの「名言」などをお持ちでしょうか?

 

私は「名言」が好きで、いい言葉に出会うとメモに残したりしています。

「名言」は名言と言われるだけあって、心に響くチカラを持っていますよね。

気持ちが落ち込んだり、迷いがあったときに目を通すと「勇気」や「覚悟」が湧いてきます。

 

そんな様々な「名言」から今日ご紹介したいのは、心が狭くなった時に思い浮かべる言葉です。

 

 

一本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつけることができる。

かといって、それで最初のろうそくの寿命が短くなることはない。

幸福は、分かち合うことで決して減らない。

 

ブッダ

 

一本のろうそくから、次々と炎が渡っていき、それでいて元の炎は変わらずに明々と光を放っている。

そんな光景が目に浮かびます。

 

 

みなさんは自分が苦労して得た経験値や思いついたアイデアなど、ついつい出し惜しみしてしまうことってありませんか?

教えた人の方が上手くやってしまうのではないか、アイデアが自分のものではなくなってしまうのではないか・・・。

そんな不安が頭の中いっぱいに広がることがあります。

 

でも。

 

自分の中にその経験値やアイデアをためていたところで、それが活かされるのは自分の手元の狭い範囲のことだけ。

それよりは、周囲の人と共有して、より広範囲の幸せが生まれた方がいいのではないか。

そんな幸せな人があふれる環境で自分も暮らしたいのではないか。

そういった思いも持っている自分も確かにいます。

 

そんなときに、「ブッダのろうそく」を思い出すと、やっぱり温かな明かりが広がっていく方がいいな、と思えます。

 

 

こんなことに思い悩む、心狭い心理カウンセラーでいいんでしょうか?(笑)

よくないですね。(笑)

 

ろうそくのようにゆらゆら揺れる心を私も持っています。

でも、その明かりは分けてあげられる温かさを持った明かりなんだ。

そう気づかせてくれるブッダの言葉は、やっぱり名言ですね。