委縮した気持ちは、自分はもちろん世界の誰をも助けない

謙遜は美徳ではありますが、それが行き過ぎると自分を否定ばかりしてしまう。

そんなことって、ありませんか?

 

自分を否定的な形で表現ばかりしていると、いつの間にか「自分って何もできない無力な存在だ」と思っている自分がいますよね。これでは、とても息苦しい。生きるのがつらくなってしまいますよね。

 

でも赤ちゃんだった頃に比べれば、いろいろできることはあるし、「自分のなかレベル」では好きで得意なことも本当はあったりしますよね。

 

 

 

マリアン・ウイリアムソンという人が書いた作品にこんなものがあります。

 

(内容を大雑把に要約して紹介)

 

 

『私たちが最も恐れているもの』

 

私たちが最も恐れているのは自分の無力さではなく、自分には本当は計り知れないチカラがあるということ。

私たちは、自分の闇ではなく、光を恐れている。

自分を素晴らしい存在だなどと思えないかもしれないけど、本当は「なれないもの」なんて何もない。

 

私たちは輝く子供たちのように、誰もが光輝く存在で、それを表現するために生まれてきている。

自分を過小評価して生きても世の中に貢献できないし、周囲に不安を与えないように縮こまって生きていても誰のためにもならない。

 

私たち一人ひとりが輝けば、それは他の誰かにも「あなたも同じように輝いていいんだよ」と伝えることになる。

私たちが自分の恐れから解放されれば、それをみた他の人たちも自然と恐れを解放させていく。

 

 

 

なんか、謙遜することも社会の和を考えると大切なことですが、自分のチカラを信じて伸ばして表現していくことも世の中に貢献したり、いい影響をもたらしたりするので大事なことですよね。

 

要は、天狗にならずに、自己肯定感を高めていくバランスが大切なんでしょうね。

そして、自分の中の計り知れないチカラを引き出すには、踏み出す勇気と継続する努力も必要かな、と。

この「勇気と努力」が「失敗と大変さの予期」という「恐れ」にすり替わると身動きがとれなくなりますね。

 

 

 

季節は、縮こまっていた冬から芽吹きの春へと変わってきました。

 

さあ、これからどんな輝きを放っていきましょうか?