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昔買った本を読み直す

最近、昔買った本を読み直してみることが増えました。

 

広告代理店勤務時代に買った本なので、アイデア開発とか創造性に関するものが多いのですが、時間が経ったいま読むと新たな気づきが得られます。それはこの間、自分に心理学や脳神経科学の知識が増えて、新たな深みをもってそれらの本を読むことができるようになったからかなと思います。

 

元々、広告と心理学は近い関係にありますが、実務的な広告と科学研究的な心理学・脳神経科学、そこに日常的な仕事生活という3つがレイヤーとして重なった時、「ああ、だから遊び心は大事なんだ」とか、「複数のアイデアを考え出すチカラはメンタル的にも有益なスキルなんだ」ということが重みをもって理解できます。

 

本は、一度読んで「消費」した気になっていますが、二度目以降、読み込むことで自分の中に取り込まれて「財産」になっていくんですね。繰り返し体験するというのは、脳の新たな神経回路ができていくということですから、物理的に自分の中にある「財産」が増えていくということになりますね。

 

みなさんは、本を読んだりしますか?

 

本を読む方は、本棚の奥に眠っている昔買った本を再発掘してみてはいかがでしょうか?

自分が買った本ですから、いまも何かがつながっているはず。

いまのあなたの知識を昔の刺激物(本)で揺さぶってみると、新しい何かが生まれてくるかもしれません。

 

本を読まない人は、昔ハマっていたことを、久々にやってみるというのはいかがでしょう?

改めてやってみることで好きだった核心の部分がわかるかもしれません。

好きなことに熱中するのは、ポジティブな気持ちを高める上で有効です。

そしてポジティブな気持ちは心身の状態にいい影響をもたらします。

 

梅雨は湿度が高くて、ただでさえ不快指数も高くなりがち。

できれば「快」のウエイトを上げたいもの。

 

あなたの身近に、埋もれている「楽しさの芽」はありませんか?