理想の自分に導く5か条

私には常々自分に言い聞かせている「5か条」があります。

 

私もみなさん同様、弱い人間ですので、困った状況になったり、難しい問題に直面すると気持ちが沈んでいったり、悲観的な未来を想像してしまいます。

 

でも、これまでの経験から、そうした気持ちのまま物事に向き合っていくと、たいていの場合うまくいきません。しかも、うまくいかなくても、逆に「やっぱりそうなったか」という予想が当たった妙な充足感さえ感じてしまうこともあります。本当に望んだ結果ではないのに、「やっぱりな」と気持ちが落ち着いて、その時々をやり過ごしてしまう・・・っていうのは、果たしていいのでしょうか?やっぱり悪いのでしょうか?どうなんでしょうね?

 

私の場合は、悲観的な気持ちを引きずって行動することは、自ら負の結果を呼び込み、別の可能性を捨てている(選択しない)ように思えるので、気持ちを立て直すようにしています。

 

それが、冒頭でふれた「5か条」。

 

具体的に書き出すと、

 

1.生存脳ではなく、ポジティブ・インテリジェンス

2.楽しむことにフォーカスする

3.相手に関心を持つ

4.意識より行動が大事

5.笑顔が自分を助ける

 

というものです。

 

1.生存脳ではなく、ポジティブ・インテリジェンス

「生存脳」は危険を察知して発動する脳の働きですが、「戦うか/逃げるか」という判断軸で動くことになるので、自己防衛的な行動になり、他者との摩擦が生じやすくなります。そうではなく、「ポジティブ心理学」ベースの建設的・協調的な思考に自分の意識を切り替えることを促します。(ここではざっくりとしか説明できず、すみません)

 

2.楽しむことにフォーカスする

自分にとって「楽しい」と感じることは「問題に取り組み、解決策を見出すこと」にあるので、純粋にその問題解決を楽しむことに意識を集中するということです。そうすることで、あれこれ心配する気持ちから離れることができます。スポーツ選手が「(結果を気にするより)楽しもう!」というのと一緒です。

 

3.相手に関心を持つ

考えることに集中していると、自分の頭の中だけで話を展開させてしまいます。そうではなく、あらゆることは相手がいるものですので、相手が何を壁と感じ、苦しみ、その背景にある弱さを感じ取り、心の奥にどんな希望をもっているのかに常に目を向けるよう意識することで、共感回路をオープンにするようイメージします。

 

4.意識より行動が大事

考えてばかりで行動しないと結局は状況が変わりません。むしろ、ゆるやかに悪化していくことが多くあります。試行錯誤こそが自分の明日を創っていくんだと覚悟を決めて、ダメ元で行動するよう自分を奮い立たせています。

 

5.笑顔が自分を助ける

人の笑顔をみると、自分の気持ちも和らぎ、明るい気分になります。自分も大丈夫という安心感や勇気さえもらうこともあります。そう考えると、自分も笑顔になることで、相手にそういった気分を与えることが出来るわけで、そこで生まれる笑顔の循環が結局は自分にもよい影響として返ってくるんだと実感しています。自分が厳しい顔つきをしていれば、相手も厳しい顔つきで対応してきますもんね。こちらも実感です。笑

 

さて、こんな感じで、自分は「自分の気持ちの背筋を伸ばす5か条」を編み出しました。

このマイルールが、自分を理想へと導いてくれるように感じています。

 

みなさんは、どんなマイルールをお持ちですか?

あれば、ぜひ!お聴きしたいものです。