人生の第3章

開業して1年が経ちました。

 

ようやくとも言えるし、あっという間とも言えます。笑

 

会社員時代のように仕事に決まった流れがあるわけではないので、そのつど考えながら、持っているものを総動員して、目の前のことに一生懸命取り組んでいきます。先に保障されたものは何もありません。

 

山登りに例えれば、遠くから見た時に見えた山頂は確かにあるのだろうけど、登山を始めた今は、大きな岩をひとつひとつよじ登り、道なき道をいっているので、山頂はまったく見えていません。笑

 

ひとつひとつの出来事を丁寧に、全力で取り組んでいる感覚からすると、1年は「ようやく」といった感じです。

 

でも、カレンダーを見ると、同じ7月でも2022という数字が2023に変わっています。そうすると、「あっという間」に思えてきます。山登りで言えば、一生懸命登ってきて、ふと下を見下ろしたら、「あっ、いつの間にかこんなに登ってきてたんだ」という感じでしょうか。

 

 

こういった感覚は、人生全体にも言えるのかもしれません。

 

一日一日は、いろいろ大変なことや面倒なこと、楽しいことなどがあって、密度が濃い日や薄い日、アップダウンがあり、その都度それなりに一生懸命です。

 

でも、俯瞰(ふかん)してみると、自分には「子供時代」「会社員時代」そして現在の「自分時代」という3つの時代があります。今は、本で言えば「第3章」。舞台で言えば「第3幕」。映画で言えば「パート3」といったところでしょうか。笑

 

もしかしたら、もっと小刻みに時代を刻んでいる人もいるかもしれませんね。そこは、人それぞれです。笑

 

 

さて、3つの時代区分をベースに話を進めていきますと・・・。

 

「子供時代」は、周囲の環境をじっと観察しながら、みんなどこかからか芽を出そうと一生懸命な時代。

 

「会社員時代」は、ひとつの文化でまとまった集団の中で、技能を吸収し能力を伸ばしながら社会の一部になる時代。

 

「自分時代」は、組織基点ではなく、自分基点で社会に貢献する時代。なので「自分時代」は「自分次第」でもあります。ダジャレっぽいですが、本質です。笑

 

「自分次第」ですので、知識を高め、腕を磨くのも自由。何に挑戦して、何を避けるかも自由。だとすると、自分がやってて楽しいと思えるものにフォーカスして、誰かの役に立つことがいいですよね。すると、ゴールは山頂というよりも、「楽しく、役立つ」を指針とした永遠の旅なのかもしれません。終わらない・終わらせたくない旅。その道中の景色を楽しむということなのかもしれませんね。

 

そんな旅も、有形・無形に応援してくれる人があったればこそ。

人はやっぱり社会的動物です。

 

自分と関わりを持ってくれているみんなに本当に感謝です。

本当にありがとうございます。

そしてこれからもよろしくお願いします。