生活リズムは簡単に崩れる?

夏は、長期休暇をとったり、イベントがあったりで、普段と違う行動をとることが多くなりますよね。

マンネリな毎日に、新鮮な刺激が入ることで、心身ともにリフレッシュできるので、夏を大いに楽しみたいところです。

 

ただ一方で、地道に定着させてきた生活習慣が、いとも簡単に崩れてしまうのもこの時期。

旅行に行ったりすれば一日の時間の流れがすべて変わってしまいますし、お祭りや花火大会があれば、盛り上がって暴飲暴食してしまいそうです。

 

普段、身体のために決まった時間にジョギングしたり、お酒を控えたりしていても、夏はイベント優先で、しばしば継続が途切れてしまうことがあります。

 

せっかくコツコツと努力してきたのに、一度でも途切れてしまうと、すべてが無に帰ったように感じたり、自分の意志の弱さを痛感したり、「ここまでか!」とあきらめて、この先はラクな道を選んでしまう、ということもあるのではないでしょうか。

 

でも、本当は数日途切れたぐらいで無に帰るわけではありませんし、これまでやってきたことを思えば自分の意志がことさら弱いというわけでもありません。

 

ついつい私たちは完璧主義になって、ちょっとでもケチがつくとやる気を失ったり、モノゴトを投げ出したりしたくなってしまいます。そうすることで、本当に「無」に帰っていってしまうことになるわけですが。笑

 

私たちに本当に必要なのは、完璧にモノゴトをやり遂げるチカラではなく、良かったり悪かったりを大目に見ながら長期的に目標に向かっていく「粘り強さ」なのではないでしょうか。

 

連続記録を更新していくことはとても素晴らしいことではありますが、それは結果であって、連続を目標にしてしまうと、どこかで無理が生じてきます。(企業の増収増益連続記録の必達が不正や空気の悪化を生んでしまうのがいい例ですね)

 

連続記録は途切れるもの。

生活リズムは簡単に崩れてしまうもの。

 

だから、ちょっと立ち止まったと思ったら、また歩き出せばいいんです。

休みながらでも、歩き続けていれば遠くへ行けます。

 

あなたは、まだ完璧主義でいたいですか?