自分が望む未来と運命

 

みなさんは、「運命って何となく決まっているのかなぁ」と思ったりしますか?

それとも、「運命は自分で切り開くもの」と考えているでしょうか?

 

仮に、恋人を探しているとして、「この先3年以内に運命の人と出会いますよ」なんて言われたら「運命」を信じたくなりますよね。笑

 

 

ということで、今回は「運命」にまつわる、こんな名言をご紹介したいと思います。

 

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

 

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

 

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

 

習慣に気をつけなさい、それはいつか人格になるから。

 

人格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

 

 

これは、マザー・テレサというカトリックの修道女で、ノーベル平和賞をもらったこともある有名な人の言葉です。

 

私たちは誰もが、子供の頃から言葉づかいや行動を注意されたりして育ってきたかと思いますが、こうして一連のつながりとして理解すると俄然、重みが増してきませんか?

 

言葉や行動って、言われてみれば、私たちが普段こころの中で思っていること(思考)が外に漏れ出たものなんですよね。そうした言葉や行動が積み重ねられて常態化する(習慣)と、はたから見たとき「その人らしさ(人格)」が浮かび上がってきます。そして、その人らしいふるまいが固有の人間関係を作り、良くも悪くも相互に影響され合いながら、様々な出来事を生み出していきます。

 

私たちは普段いろいろな出来事を経験しますが、それを偶発的に自分に降りかかったことと考えれば、俗にいう「運命」という言い方になるでしょうし、マザー・テレサのように考えれば「自分の思考の結果」ということになりますね。

 

前者であれば、「運命」は自分ではコントロールできないものですが、後者では「自分の思考」が変われば、発生してくる出来事(運命)」が変わってきます。どんな運命になるかは自分の生き方次第ということですよね。

 

 

似たような名言に、

 

心が変われば、行動が変わる

 

行動が変われば、習慣が変わる

 

習慣が変われば、人格が変わる

 

人格が変われば、運命が変わる

 

というものがあります。

 

こちらはアメリカの心理学者で哲学者のウィリアム・ジェームズの言葉だと言われています。

 

こちらの表現は、「人は変われる」「運命は自分で変えることができる」という希望と行動変化への意欲をかき立ててくれる、そんな物言いですね。

 

 

冒頭で、みなさんの「運命」に対する考え方をお聞きしましたが、これを読んで考え方が変わったりしたでしょうか?

あるいは、確信を深めたという人もいるかもしれませんね。

 

さあ、それぞれの「自分が望む未来」に向かって歩きだしましょう。

それにはまず、言葉や行動の背後にある「自分の本音」に耳を傾けるところから始めるといいかもしれませんね。