一月もそろそろ終わり。
みなさんの中には、新年の誓いを立てた人もいるのではないでしょうか。
今年こそジョギングを続けるぞ!
日記を書こう!
なかなかできない禁酒を今年こそ!
夜10時以降の間食は止める!
などなど、目標を立てて自分にプレッシャーをかけながら頑張っている人も多いのではないかと思います。
一方で、早々に挫折してしまった人もたくさんいるのではないかと思います。
新しいことは、始めるのも大変ですが、それを定着させるのはもっと大変ですよね。
私はわりと習慣化するのが得意な方で、簡単な運動、担当の家事、英語アプリ、日記など様々なことを毎日続けています。今年になってからは、新たにウォーキングを始めました。
コツは、その行動を組み込んだ一日の流れを作ってしまうこと。始めて数日は意識的にやらないといけませんが、日が経つにつれ段々と身体が勝手に動くようになります。勝手にというのは多少おおげさですが、ひとつの行動を終えると次の行動の場所へと自然と足が向かいます。いくつかの行動が「ひと続きの動き」としてつながっているんですよね。
だから大事なのは、定着させたい行動をいつも決まった時間に、決まった場所で、決まった行動のあとに行うこと。
いい例が、朝の行動。
みなさんだいたい朝の流れは決まっていて、気づくと玄関を出て職場に向かっているという感じじゃありませんか?
朝、起きて、顔を洗って、ご飯を作って、食べて、食器を洗って、歯を磨いて、身なりを整えて出勤・・・いろいろな行動がよどみなく進んでいく、あの感じです。
新しい行動を始める時は、「そんなことやっている時間なんかないよ」と思うのですが、無理やりどこかに組み込んでしまえば、意外と一連の流れとしてハマってしまうものです。まるで以前からそうしていたかのように。
「時間がない」は、やらない言い訳、ラクしていたい気持ちの現われなんですよね。
あとは、続けていても旅行などで生活リズムが変わったときに、止めてしまうことがあります。連続記録が途切れると気持ちまで途切れてしまいます。が、そういったときは、1回や2回の中断は大目に見るおおらかさを持ちましょう。いいんです、1回や2回、やらないときがあったって。
その他にも、やるまでが億劫で続かないという人もいます。
それは準備に時間がかかり過ぎているからかも。
ポジティブ心理学の著書の中に、「20秒ルール」というのがあって、人は始めるまでに20秒かかるものは、めんどくさくなって行動しなくなる、というものがあります。
ですので、例えば、夜、日記をつけるというのであれば、寝室のベットの上に日記とペンを置いておいて、寝る前にサラッと書いて、またベットの置き場に戻すというようにすれば、いちいち日記を書くためだけに別の部屋に行くということもありません。いかにスムーズな行動の流れを作るかが、続けるコツです。
どうでしょう?
これなら、三日坊主から卒業できそうじゃありませんか?
イケますよね?