おひさまのチカラ、雨のチカラ

雨やくもり空が続いた後の久しぶりの青空は気持ちいいですよね。

まぶしい光と抜けるような青空は、希望と無限の可能性を感じさせてくれます。

みなさんは、久しぶりの晴れた空にどのようなことを想いますか?

 

一方で、晴れた日ばかり続いても、やがてのっぺりとした単調なリズムになって、心も渇いていくように感じます。そんな時、雨がやってくると室内でゆっくりとした時間を過ごして、「ちょっと一休み」といった気分で安らぎを感じたりします。

 

それに、雨はいろいろな姿でやってきます。

 

ものすごく細かい霧雨もあれば、たたきつけるような激しい夕立もあります。あるいは、音が聞こえない、しとしと降り続く雨もあれば、葉っぱや建物に当たってパラパラとにぎやかに音を奏でる雨もあります。そのほかにも晴れているのに雨粒が降り注いでくる「天気雨」なんていうビックリさせるパターンもありますし、雪国ではこれまで雪が降っていたのに、雨が降ってきたなんていう春の訪れを予告しにくるようなメッセンジャー的な役割をみせることもあります。

 

なるほど、こうして考えると晴れた日は活動的になりますが、それが続き過ぎれば休息をとる機会もなく、やがて単調なリズムを刻んでいくようになるのも無理ありませんね。雨はとっても変化に富んでいます。

 

あなたは、どっちが好きですか?・・・・・なんて、野暮なことは聞きません。だって、どっちにもいい所、悪い所がありますから。そして何より、私たち生き物にはどちらも必要ですから。

 

私たちは、いろいろなチカラに支えられながら暮らしています。

 

それは、人と人の暮らしでも同じかもしれません。それぞれが違ったチカラを持っていて、そのチカラでお互いを補い、支え合いながら暮らしています。

 

時にはマイナス面だけが目につくこともあるかもしれません。でも、その人にも良い面がありますし、誰もが良い面、悪い面の両方を持ち合わせています。

 

目の前のその一瞬を切り取れば嫌なことであったとしても、大局的な視点で見れば、大きく支え合う交流の中の一場面に過ぎないとも考えることができますよね。

 

天気がゆるやかに晴れと雨を循環させているように、人の世の中も様々な人がその人固有のチカラで影響を及ぼし合いながら、ゆるやかに交流しています。

 

 

今日のお天気はいかがですか?

 

そして、そのお天気は、今日のあなたをどんなカタチで支えてくれているでしょうか?